歩くのと同じ。

カヤック

saltysそろそろ同じ場所で漕ぐのも少し飽きてきたので(というほどうまくもないが)、違う場所で、しかもスクールに参加してみようと、館山のsaltysパドルスポーツへ。おされなカフェみたいですが、カヤック(パドルスポーツ)のクラブハウスも兼ねています。なんでも2月に南無谷からここに引っ越してきたばかりで、内装は作りたてのお店、っていう感じでワクワクとドキドキが詰まってました(笑)

ここって地図を見ると香と書いて(こうやつ)なんだけど、バス停は香谷(こうやつ)と書いてありました。きっとどっちも正しいんでしょう!とにかく房総フラワーライン沿いにあるので非常にアクセスがしやすい場所。ところで今回は写真がほとんどない。なんかまじめにスクールを受けていたら撮る暇が無かったというか(^^;)とはいえ結構重要なことを学べたと思うので、忘れないうちに書き留めておかないと!読みづらいと思うけど、自分用メモに近い感じで。

今日受講したスクールは「スキルアップ1 ベーステクニック」で、HPによると「一人でツーリングが出来るようになる為のテクニックの練習」とのこと。いつもほいほい一人で遊びに行ってるので既に出来るようになってるんだけど、おっかなびっくりだからな〜。

さて午前中、10:30頃講習スタート。クラブハウスから海の方に300mくらい降りていったところがもう浜辺で、そこから出艇。すこし波が立っていたけどタイミングを教わり、沈することなく漕ぎ出すことが出来た。そこから少し漁港を迂回し、静かな浜辺でトレーニング開始。

まずは、スイープストローク。重要なのは、足を使うこと。そして、腰のツイスト。姿勢を正したまま、頭からおしりへの軸はあまり動かさない。パドリングは手で引くのではなく、腰のをひねり上半身を回す。回すために足を踏ん張る。具体的には、左を漕ぐなら左足も踏ん張る。上半身の動きはあまり変えずに、足の踏ん張りの強さで強弱を調整する。

普段の漕ぎ方は手だけで漕いでいた。それだと疲れてしまい長距離は漕げなくなる。足の方が筋力があるので足を使った方が力が出る。「歩くのと同じ」で足に任せるのだ。足を踏ん張って腰を回転するから、カヤックが回転する感じで推進力が生まれるのだろうか。

それから、パドルを持つ腕はミカン箱を抱えたような感じで固定し、空間を保つ。これがちょっと難しい。説明も難しい。
わかりにくいなら腕を伸ばした状態で固定するように漕いでもいいって言ってた。とにかく、腕を引かない。引くのではなく、腰の回転で上半身が回り、結果パドルが前後に動くようなイメージ。パドルを入れる反対側の手は目の高さくらいで横に移動する。パドルの入れる位置は足の横くらい。そのままコンパスで円を描くように後ろまで体を回転しパドルを抜く。パドルの前を見ながら漕ぐと酔うまではいかないけど、ちょっとつかれるな〜。いつも視線はまっすぐなので、軸をぶらさない、ってのはできてるのかもしれない。船酔い防止のためなんだけど。

その後は、左右3回ずつのスイープストロークで目標地点まで漕ぐ。次は2回ずつ。最後は1回ずつ。
ここまででいったん陸に上がりランチとなった。

ランチ。

ランチはチキンと大豆のバルサミコ煮込み。めっちゃうまい!

ドライ着たまま新しいお店を砂だらけのびしゃびしゃにしてすみません。菜の花のおひたし(?)もおいしかったし、写真にはないけど、おかわりを頂いたときにメロンの漬け物もいただいた。一瞬、もうこのまま終わりでもいいかも、って思う。いけないいけない(苦笑)

香の海

お店からの景色。この海の右手の方でやってた。
風もそんなに無く、すごくあったかかったのに、海の中で遊んでる人は見なかった。

さてさて気をとりなおして午後。いっぱいランチを頂いたからたくさん動かないと!でもちょっと風が早めに上がってきたみたいで、湾内での講習が中心となる。最初は、スイープストロークの延長で、フォワードストローク。スイープは後ろまでしっかり漕ぎきるけど、フォワードは体の横くらいで抜く。その辺りまでが推進力を生むポイントで、それより後ろは回転力になってしまうって言ってた。ランチも食べ少し力も抜けて、なんだかコツはつかめた気がする。

次はドローストローク。横漕ぎだ!ドローは、コックピットの横辺りでカヤックと垂直にパドルを引き寄せて、直ぐ横まで来たら立てて抜く。カヤックの下に海水を送る感じと言ってた。これ便利!そしてカニ歩き!でもちょっと艇が不安定になるので、静かなとこで練習した方がよさそう。それと、パドルをまっすぐに入れてまっすぐ引かないとカヤックが回転してしまう。また、パドルを入れる反対側の手は頭か顔の入れる側で軸固定する。

そしてスカーリング。これも横漕ぎで、ジグザグに漕ぐと横に進むのでちょっと不思議。ドローと同じ様にパドルを入れる反対側は頭の辺りで固定。入れ方は、コックピットの幅ぐらいで、近いところからジグザグに入れていくが、パドルの面は水平より30度くらい傾けて少し水の抵抗をかける。直線というよりは少しCに近い感じで漕ぐとうまく横移動できる。ドローもスカーリングも、反対側の手は軸として固定するのが重要なポイントだそう。スイープやスカーリングはだったか、ドローやスカーリングはだったか忘れてしまったのだけど、ロールでも使うのでこの辺ができるようになってからロールにチャレンジすれば直ぐにあがれるって言ってた。それと、ジグザグに入れる位置を少し工夫すると進む方向が変化するので、カヤックの向きを変えないで移動したい時に便利!

その後はリーン。これはあまりやらなくてもいいけど、知ってて、とのこと。カヤックを沈めた方と反対に大きく回転するので、リーンをかけてフォワードストロークすれば曲がっていく。これはなんとなくこれまでの実践でわかってた。リーンしたまま漕ぐのはちょっと難しいし不安定だからたぶんやらない(苦笑)

最後に、ローブレイスとハイブレイス。ローは、パドルの背面を下にして、海面に水平に思いっきりバチっと押しつけるようにする。体制を立て直す時のリカバリーに使う。ハイはもっと沈しそうなときに、漕ぐ面を下にして同じように叩きつけることでリカバリーできるもの。同様のリカバリーネタで、肩がつくぐらいにリーンして(つまり横!)スカーリングしながらリカバリーするのを見せてくれた。温かくなってきたらやってみよう。サーフィンの時にも有効だって言ってたのがこれだったか?スカーリングだったか。うーん、忘れた(^^;)とにかく、ロールやサーフィンでも使える基礎技術みたいな話満載だったので、しっかり反復しておいたほうがいい。ギターはなかなかできるようになることの実感が無い。実感できるほど真面目に取り組まなかったのかも。カヤックはそうならないようにしたい。でも10年レベルの時間をかけてやるつもりでKahunaを買った。焦る必要はない。

こんな感じで今日の講習は終了〜。なかなか濃い感じでスクール感を満喫できた。また長浜〜毘沙門に戻って取り組む宿題(ネタ)が出来た感じで実りある講習だったんじゃなかろうか。終わった後にシャワーもあびれたし、カヤックスクールを存分に満喫した。とにかく海に出れて良かった。途中先生のところに携帯が掛かってきて明日は風で中止なんて言ってたので。最後に。遅刻してすみませんでした。

saltysさんがブログに講習の様子を書いてくれているので張っておく。
http://saltys.blog102.fc2.com/blog-entry-856.html

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