最近のFFmpegをビルドしてみた

svvitchの動画エンジンとしてFFmpegを使用している。ここしばらくライブラリを更新していなかったので更新してみることにする。

まずMinGW/MSYS環境。本家にある mingw-get-inst でセットアップ。尚、これにはgitが含まれていないのでどうにかする。私はどうがんばってもmsysgitでうまく動作しなかったので、仕方ないから最低限でセットアップしたCygwinを使って git だけ使用させていただいた。パスは通さずにtortoisegitを使ってgitパスの設定のみをcygwinに通すようにした。ちなみにmsysgitだと必要になったのだが git config –global core.autocrlf false を設定しておく必要がある。

この状態で他に必要になったのがyasm。yasm-1.2.0.tar.gzを取ってきて ./configure & make install した。そしてFFmpegも本家からgitで取ってきていよいよビルド。

$ ./configure --enable-static --disable-shared
 --enable-avisynth --enable-w32threads
 --extra-cflags="-I/local/include"
 --extra-ldflags="-static -L/local/lib" --disable-debug
 (ずっと1行です)
$ make -j4
$ make install

なんだかずいぶんオプションが短くなっちゃってる気がするけど、一応これでビルド完了。スタティック用のライブラリと ffmpeg.exe はできた。楽ちん、楽ちん。

なお、これでビルドしたもので対応しているフォーマット一覧はこちら。MPEG-2ビデオがエンコードできるようになっててビックリ。mp3audioもデコード/エンコードできるみたいだからもうmp3lameも組込んでない。もう僕は素のFFmpegで充分です。
このビルドのライブラリを使ってsvvitchも動作するようにしてみた。少し構造体の名前とか関数の仕様とか変わったようだけど、とりあえず通って動画もでました。

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